テニススクールの新規会員が激増する、今すぐやるべき5つの集客法とは

テニススクールの集客を強化したいけれど、どこから手をつければいいのかわからないという経営者の方は多いでしょう。テニススクールの場合には、競合を意識した差別化とオンラインとオフラインの施策の使い分けが重要です。そこで本記事では、テニススクールの集客に効果的な方法について詳しく解説していきます。

テニススクールの集客のポイント

テニススクールの集客のポイント

テニススクールに集客したいと思っても、具体的な戦略がなければ上手くいきません。効果的に集客するには、さまざまな角度からの施策が必要です。テニススクールに効率的に集客するポイントとして以下の3つが挙げられます。

競合との差別化ポイントの見極め

競合とは、商品やサービスを売る際に、自社と同じ市場の顧客を狙っている競争相手のことです。同じ顧客をターゲットとしているので、自社に集客するためには他社と比べて何かしらのメリットを提供する必要があります。

競合との差別化ポイントを見極めるには、まず自社の強みと弱みを明確にしましょう。強みと弱みを明確にすることで、他社との比較ができます。

次に、実際に差別化ポイントを洗い出し、検討します。価格やサービス品質、利便性、コーチの経歴など、ありとあらゆる側面で分析し、顧客に打ち出していきます。

その他、「市場顧客」「競合」「自社」の3つの側面から分析する「3C分析」なども有効です。少々難しいですが、効果的に活用することで大きな結果が得られるでしょう。

ビジネスを加速するためには競合との差別化は不可欠です。

集客の流れを意識

集客の流れとは、顧客に自社の商品やサービスを購入してもらうまでの一連の流れのことです。主に「認知」、「興味」、「購入」という3つのポイントで形成されます。

集客の流れを意識して施策していくことで、どこに弱みがあるのか明確化できる上、認知から購入まで効率的に進められるでしょう。

テニススクールの場合、街頭の看板やチラシ、インターネット広告などで顧客に知ってもらい(認知)、無料体験レッスンなどに参加(興味)してもらいます。無料参加レッスンで魅力的だと思って(より強い興味)もらえれば、有料レッスンに加入(購入)してもらいやすくなります。

このように顧客にとってもらいたい行動を明確化し、それに対応するように集客設計することで、求める効果が得やすくなります。

オンラインとオフラインの2軸で集客を行う

集客施策は、オンラインとオフラインの両方を軸として行いましょう。集客の対象を広げられるほか、興味のある顧客に対しサービスの価値を魅力的に伝えやすくなります。

ターゲットとしたい顧客が普段インターネットを使わない場合、Web広告を出しても効果は限定的です。一方で、頻繁にインターネット検索を使用する場合は、目に入ってくる確率が上がるため認知されやすくなります。

ターゲットに対して適切なアプローチを選ぶことは、集客の対象を広げる意味で重要です。
例えば、テニススクールに通いたいと思ったとき、現代社会では多くの人がスマホやPCで検索して、条件の合うスクールを探すでしょう。このとき、オンラインでなんの施策も行っていなければ、顧客の目に留まらなくなってしまいます。

しかし一方で、テニススクールは実際にはオフラインで行われるものです。近所を歩いていたときに見つけたスクールに通ってみようと思う人も多くいます。このようにオフライン主体の事業の場合、近隣への広告や体験教室といった、オフラインの集客施策の方が効果的な場合も多くあります。

どちらかに偏るのではなく、オンライン・オフラインの両面から集客アプローチを行いましょう。

テニススクールの集客方法(オンライン)

集客のポイントについて理解したところで、今度は実際の集客方法を見ていきましょう。先の項で「集客はオンラインとオフラインの2軸で行うべき」と話しました。そこで本項では、具体的なオンラインでの集客方法について解説します。

ブログSEO対策

SEOとは「Search Engine Optimization」の略称で、日本語では「検索エンジン最適化」と訳します。端的に言うと、自社のWebサイトやブログをGoogleの検索エンジンの上位に表示させる技術のことを言います。

サイトのSEO対策を行うことで、自社のサイトに訪れてくれるユーザーが増えるため、顧客に認知してもらいやすくなります。例えば、「テニススクール+〇〇(テニススクールのある地名)」で検索エンジンから上位表示されれば、その地域でテニススクールに興味のある人を集客することができるでしょう。

よく利用される施策が、自社サイトのブログを充実させる方法です。ただおしらせの場として使用するのではなく、テニススクールに通いたいと思う人が知りたい情報を掲載してみましょう。

そうすることで、「テニススクール+服装」や「テニススクール+始め方」などのキーワードで調べている人を集客できます。

上記のようなキーワードで調べる人は、関心度が高いため、成約に繋がる可能性が大きいです。SEO対策は基本的には無料で行えるため、上手くいけば費用対効果の高い集客方法となります。

SNSの活用

Instagram(インスタグラム)やTwitter、Facebookなどに代表される「SNS」を上手く活用することで、テニススクールの集客に大きく役立ちます。

特にテニススクールと親和性が高いSNSは、Instagramでしょう。主にInstagramは画像や動画で情報を伝えるため、実際のレッスンの様子がイメージしやすくなります。日々の投稿で、レッスンの様子や講師の言葉、レッスン生の様子などをアップロードしていけば、実際に自分が加入したときのイメージがしやすくなります。

また無料体験レッスンの日程やお役立ちコンテンツをアップロードすることで、ユーザーのエンゲージメントを高めることも可能です。

InstagramなどのSNSは、「#タグ(ハッシュタグ)」を利用することで、そのワードに興味を持っている人を集められるほか、高い拡散性もあります。魅力的な投稿と拡散性を十分に活用することで、集客効果を最大化することが可能です。

Web広告の活用

Web広告とは、インターネット上に掲載される広告の総称で、例としてリスティング広告やディスプレイ広告、SNS広告、動画広告、アフィリエイト広告などがあります。

Web広告の最大のメリットは、特定のユーザーに絞ってターゲティングできる点です。

例えばリスティング広告の場合、検索エンジンの検索結果で、プロモーションとして一番上に表示することができます。SEOで1位のWebサイトよりも上部に表示できるため、求めるユーザーからのアクセスが集めやすい特徴があります。

ディスプレイ広告の場合、複数のWebサイトに広告を掲載することができます。ユーザーが直近で調べた内容の広告が出稿されるため、テニスについて調べたユーザーがアクセスする、あらゆるWebサイトにテニススクールの広告が表示されます。

つまり、リスティング広告は潜在層にリーチでき、CVR(コンバージョン率)が高く、ディスプレイ広告はユーザー認知を獲得しやすい一方で、CVRは低めという特徴があります。

それぞれに違いはあるものの、特定のユーザーにリーチしやすい点はWeb広告のメリットと言えます。

テニススクールの集客方法(オフライン)

オンラインの集客方法について見てきましたが、集客はオフラインも重要な役目を果たします。そこで本項では、オフラインにおける集客方法について解説します。

チラシ対策

テニススクールのような習いごとの教室は、教室のある場所を中心に3kmが商圏だと言われます。3kmとは、大人で徒歩30分~45分程度、子どもだと1時間程度はかかる距離です。スクールの内容によってはそれ以上の距離からでも通いたいと思ってもらえるでしょうが、一般的には3㎞以内の範囲で顧客獲得を狙います。

そこで、テニススクールの3km圏内にある家やマンションにチラシをポスティングしましょう。興味のある方からの連絡の確率が上がります。

チラシで集客する際のもっとも重要なポイントは、ターゲットを明確にすることです。やみくもにポスティングしても効果を得ることはできません。誰のためのものなのか、誰に見てほしいのかを明確にして行うようにしましょう。例えば、子ども向けのスクールの場合、ファミリー層が多いマンションや、新興住宅地、団地などをメインにポスティングを行うとよいでしょう。

また、チラシには実際に通っている「生徒の声」を掲載したり、チラシを持ってくるとサービスが受けられたりするなどの工夫を行うとより効果的です。

地元コミュニティ活動への参加

地域のイベントに参加することで、テニススクールに参加したい顧客が見つかる可能性があります。もちろん、度が過ぎた営業活動をすることは問題ですが、コンタクトを取っておくことは今後に繋がるかもしれません。

直接ターゲットが集まるようなイベントに行く、もしくは地域のイベントで出会った人に紹介してもらう、などの方法で集客するとよいでしょう。

また、特に地方では地域の集まりに積極的に参加することで顔を覚えてもらえます。そうすると、チラシを自分の店においてくれたり、困ったときに助けてもらえたりと、直接的な集客だけでないメリットもあります。

まとめ

テニススクールの集客には、オンラインとオフラインそれぞれの活用が重要です。「LocalFolio」は、ローカルマーケティング(地域を中心としたマーケティング)を得意とし、多くの実績があります。Web広告から、電話応対やチラシ広告との連携など、幅広いサービスを行っています。少額で始められるので、ぜひ導入してみてください。

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