SNS広告の効果測定に必要な指標(KPI)とは!? 媒体別に見るべき指標を紹介

 2021.04.27  株式会社ローカルフォリオ

SNS広告の運用を任されたものの、どの指標を確認すればよいのかが明確には把握できていない、そういった方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、SNS広告の効果測定に必要な指標(KPI)やポイントについて詳しく解説します。

SNS広告の効果測定に必要な指標(KPI)とは!? 媒体別に見るべき指標を紹介

SNS広告の効果測定KPIは目的別で考える

SNS広告とは、その名の通り、「SNS経由で配信する広告」のことです。近年よく用いられている広告手法の1つです。またSNS広告には、よくあるバナー広告だけでなく、タイムラインやストーリーに載せる動画広告やカルーセル広告もあります。

そして多くのSNSには、ユーザーの氏名や年齢、性別、住所などの個人情報が登録されており、SNS広告ではそれらの情報を基に、年齢や性別などでターゲットを絞って広告を流せるという大きなメリットを持っています。そのため、より広告効果を得られやすいというのが、SNS広告の特徴なのです。

では、SNS広告のKPIは、どのように測定したらよいのでしょうか。まず広告の目的は、「認知」「誘導」「獲得」の3つです。KPIは、この目的ごとに測定する必要があります。具体的には、それぞれ以下のような指標があります。

認知:インプレッション、CPM(インプレッション単価)、リーチ、フリークエンシー
誘導:クリック、クリック率、クリック単価
獲得:CV(コンバージョン)、CVR(コンバージョン率)、CPA(コンバージョン単価)

まずは、自社の一つひとつの広告について、「どの目的を狙った広告なのか」を明確にすることが重要です。その目的に沿って、上記の指標を参考にしつつ、KPIを測定しましょう。

媒体ごとの指標の特徴

上記では、「認知」「誘導」「獲得」の目的ごとに、異なる指標を用いてSNS広告のKPIを測定することを説明しました。しかし、出稿するSNSによって適する指標が異なる場合があるため注意が必要です。ここでは、特に多くの人に利用されているFacebook・Instagram・Twitter・YouTubeの4つの媒体について、その特徴を詳しく説明します。

Facebook広告の指標

Facebook広告において、見るべき主要な指標は以下の5つです。

・フリークエンシー
フリークエンシーは、ユーザー1人あたりに対する広告の平均表示回数です。この指標が高い場合、1人にユーザーに何度も広告が表示されていることがわかります。この場合、ユーザーが広告に飽きてしまい、忌避される可能性があります。

・CPM
CPMは、インプレッション1,000回あたりにおける平均費用を指します。インプレッションとは、広告が表示されることを意味します。Facebookでは、CV目的の配信は、クリックごとではなくインプレッションごとに費用がかかるため、注意しましょう。

・リーチ
リーチは、レポート期間中に広告を閲覧した人数を表します。ターゲットの人数を把握しておき、どの程度広告がターゲットに届いているか、確認しましょう。

・クリック
Facebookのクリックでは、さまざまなクリックを計測できます。なかでも重要なのが、「クリック(すべて)」と「リンクのクリック」の2つです。

クリック(すべて)には、リンクのクリックはもちろん、プロフィールや「いいね」「コメント」「シェア」などのクリックもすべて含まれます。一方リンクのクリック、広告設定したリンクを押したクリック数のみが計測されます。CVRを計算したい場合は、リンクのクリック数を参考にしましょう。

・コンバージョン
コンバージョンは、サービスの購入や問い合わせなど、広告を出す最終的なゴールのことをいいます。Facebook広告のコンバージョンはクリックスルーコンバージョンを計測します。クリックスルーコンバージョンでは、直接広告から成約しなかった場合でも、いいねした後や、クリックした後に、検索などを経由して別途コンバージョンに至ったケースも計数されます。

Instagram広告の指標

続いて、Instagramで見るべき指標を紹介します。

・リーチ
リーチとは、広告を最低1回でも見た人の数です。ユニークユーザー数がカウントされるため、同じ広告を同じ人が3回見た場合でも、1回とカウントされます。

・インプレッション
インプレッションとは、広告が表示された回数のことです。この広告には、投稿やストーリー、プロモーションなどが含まれます。

・クリック
クリックとは、その名の通り、広告がクリックされた数です。広告のほか、住所や電話、メッセージボタン、Webサイトリンクなどプロフィールのクリック数を計測することも可能です。

・CPC(クリック単価)
CPCとは、クリック単価、つまり1クリックあたりの金額です。Instagramでは、基本的にCPMの形が取られていますが、アプリのインストールやカタログ販売など、一部の広告に対しては、クリック数で課金されるCPCが採用されています。

・CTR
CTRとは、広告を閲覧した人が、その広告をクリックして該当ページに遷移した数の割合を指します。Instagramでは、期間を指定してCTRを算出することもできます。

・CPM
InstagramにおけるCPMは、Facebookと同じくインプレッション1,000回あたりにおける平均費用のことを指します。基本的に、Instagramの広告はCPMが採用されています。

Twitter広告の指標

Twitter広告で見るべき主な指標は、以下の4つです。

・エンゲージメント率
エンゲージメント率は、エンゲージメント数(クリック・リツイート・いいね・フォロー・返信)をインプレッション数で割った数値のことを指します。エンゲージメント率の向上は、広告のパフォーマンス向上につながります。

・クリック
Twitterのクリック数には、複数の種類があります。そのうち重要なのは2つ。URL・プロフィール・ハッシュタグ・いいね、などのクリックを総合した「クリック数」と、ツイートのリンクのみをクリックした「リンクのクリック数」です。CVRを計算するときは、後者の、リンクのクリック数を参考にします。

・結果
Twitter広告は、キャンペーンの目的によって、異なる結果を表示してくれます。キャンペーン目的がリーチならインプレッション数、アプリインストールならアプリのクリックやインストール数、フォロワーならフォロー数を参照します。

・コンバージョン
コンバージョンでは、サイト訪問、購入、ダウンロード、新規登録など、計測したいコンバージョンの数を確認できます。コンバージョンは、コンバージョントラッキングであらかじめ設定しておく必要があります。

YouTube広告の指標

最後に、YouTube広告の指標について紹介します。

・視聴回数/表示回数
その名の通り、広告が視聴された回数および表示された回数です。視聴回数に関しては、30秒間視聴されたか、30秒未満の場合は最後まで視聴された場合、もしくは広告がクリックされた場合にカウントされます。

・視聴率
視聴率は、視聴回数/表示回数×100で表され、広告が視聴された割合を示す数値です。広告に対するユーザーの関心度が計れます。

・クリック率
クリック率は、クリック数/表示回数×100で表され、表示回数に対して、どのくらいクリックされたかを示す数値です。

・再生率
YouTubeでは、広告を途中でスキップされる可能性があります。そのため、再生率では、全再生時間に対し、25%、50%、75%、100%の4つのうち、動画が何%視聴されたかを確認できます。

・チャンネル登録者数
YouTubeチャンネルを登録したユーザーの人数です。どれだけの人に強い興味を持ってもらえたかを計れます。

・視聴単価
視聴単価は、1回の視聴で発生した費用を指します。YouTube広告では、オークション形式で費用が決定します。

まとめ

SNS広告のKPIは、目的や媒体ごとに確認すべき指標が異なります。自社の出稿目的に合った指標を重視して確認するようにしましょう。本記事で紹介した指標は、広告予算管理やKPI管理において重要なため、積極的にチェックしてみてください。

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